国際医療福祉大学の星野誠教授の論文が、アジア太平洋呼吸器学会(ASPR-Asia Pacific Society of Respirology)の公式誌、Respirologyの第3回最優秀論文賞「Fukuchi Award」を受賞しました。受賞された論文は気管支喘息における気道壁肥厚に及ぼすブデソニド/ホルモテロール配合剤の影響とブデソニドのみの影響を比較した研究が掲載されています。現在無料公開中ですので是非この機会にご一読ください。
同賞の名称である「Fukuchi Award」は、Respirologyの創刊に貢献し、1996年から1999年まで編集委員長、またASPRの理事長を2004年から2006年まで務められた順天堂大学の福地義之助教授にちなんで命名されました。併せて2011年及び2010年受賞論文もご紹介します。
2012年受賞者:星野誠教授(国際医療福祉大学)
Effects of budesonide/formoterol combination therapy versus budesonide alone on airway dimensions in asthma
2011年受賞者:Li Ping Chung (Royal Perth Hospital、オーストラリア)
Five-year outcome in COPD patients after their first episode of acute exacerbation treated with non-invasive ventilation
2010年受賞者:木村 弘教授(奈良県立医科大学)
Nocturnal hypoxic stress activates invasive ability of monocytes in patients with obstructive sleep apnoea syndrome
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