日本で4月に最もよく売れたWileyの医学・看護・獣医学書トップ5をご紹介します。タイトルまたは表紙画像をクリックすると、目次やサンプル章(Read an Excerpt)など、詳しい内容をご覧いただけます。
1位 TNM Classification of Malignant Tumours, 8th Edition
Edited by James D. Brierley, Mary K. Gospodarowicz, Christian Wittekind
ISBN: 978-1-119-26357-9
Paperback / 272 pages / December 2016
悪性腫瘍の病期分類に用いられ、現代のがん診療には欠かせない「TNM悪性腫瘍の分類」の、7年ぶりの改訂となる最新第8版です。TNM分類を定める国際組織Union for International Cancer Control (UICC)との全面的な提携によって編纂され、高い信頼性が保証されています。今回の改訂では、p16陽性中咽頭がん、胸腺がん、膵神経内分泌腫瘍、肉腫のそれぞれについて新たに病期分類が追加されました。がん診療に関わる人には必携の一冊です。
2位 Pathology of Liver Diseases
Gary C. Kanel
ISBN: 978-1-118-89503-0
Hardcover / 384 pages / March 2017
あらゆる種類の肝疾患の病理診断に役立つ情報源となる参考書。豊富な画像は、書籍購入者がアクセスできる専用ウェブサイトでも提供されます。
3位 Echocardiography Board Review: 500 Multiple Choice Questions With Discussion, 2nd Edition
Ramdas Pai, Padmini Varadarajan
ISBN : 978-1-118-51560-0
Paperback / 282 pages / March 2014
心エコー検査法に関する理解度を確認し、知識の不足を補えるよう編集された好評問題集の改訂版です。500の問題と正解を、豊富な図版と分かりやすい解説付きで収録しています。
4位 Tumors in Domestic Animals, 5th Edition
Donald J. Meuten (Editor)
ISBN: 978-0-8138-2179-5
Hardcover / 1000 pages / November 2016
一般的な家畜の腫瘍病理に関する権威ある参考書の最新改訂版です。今回の改訂では図版がフルカラー化され、最新の研究成果をより視覚的に伝えます。
5位 Textbook of Uncommon Cancer, Fifth Edition
Edited by Derek Raghavan, Manmeet S. Ahluwalia, Charles D. Blanke, Jubilee Brown, Edward S. Kim, Gregory H. Reaman, Mikkael A. Sekeres
ISBN: 978-1-119-19620-4
Hardcover / 1296 pages / March 2017
uncommon cancer(稀な腫瘍)に関する定評ある参考書の、2012年以来の改訂版です。経験豊富な腫瘍医・放射線腫瘍医らによるチームが編集・寄稿し、臨床現場で的確な判断を行うために必要な情報・知識を網羅しています。遺伝子発現を可視化したヒートマップなど多数のカラー図版も収録。症例報告の乏しい稀な腫瘍を集中的に取り上げて解説する類書はほとんど存在しないため、本書は腫瘍医に欠かせない1冊といえます。
ご注文は最寄りの書店・ネット書店で承ります。
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