ウルマン工業化学百科事典が語り尽くす「ビールの化学」?

当ブログでも何回かご紹介してきた、8月に全40巻で刊行される大著ウルマン工業化学百科事典 Ullmann’s Encyclopedia of Industrial Chemistry の改訂第7版ですが、初めてこの書名を目にされた方は「一体どんな内容?」と疑問に思われたかもしれません。

同事典は、現在オンライン版の一部の記事をサンプルとして無料公開しています。 → こちらのページからお読みいただけます

暑さ厳しい折、手始めに「Beer」の記事はいかがでしょう。ビールの語源(ラテン語の”bibere”(飲む)から来たそうです)や歴史に始まり、成分や製造技術の化学的側面をこと細かに詳述、さらには経済的重要性や「毒性」にまで触れています。この「Beer」の項目だけで、PDF版では46ページにもなります。ビールへのこだわりは、ドイツ起源の事典だからでしょうか?

全部で1,050項目に及ぶ収録項目の一覧は、特集ページ中のTable of Contentsの項でご覧いただけます。また新しい第7版の特長については、こちらのブログ記事をご覧下さい。 → ウルマン工業化学百科事典・第7版 – 旧版とここが違う!

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