世界化学年(IYC2011)の今年は、マリー・キュリーのノーベル化学賞受賞100周年にもあたり、女性研究者による化学への貢献について論じられる機会が増えています。
そうした中、European Journal of Organic Chemistry誌は、7月号を、“Women in Chemistry”特集号として発行しました。
■ European Journal of Organic Chemistry
Special Issue: Women in Chemistry - July 2011, Volume 2011, Issue 20-21
この特集号の掲載論文は、いずれも少なくとも一人の女性化学者をcorresponding authorに含んでいます。また、特集記事”Women in EurJOC”では、それらの女性corresponding author全員を紹介し、女性化学者としての立場について考えを聞いています。日本からは、理研の袖岡 幹子先生と東京大学工学研究科の野崎 京子先生にご登場いただいています。
■ 特集記事 Women in EurJOC (記事本文の閲覧には同誌のご購読が必要です)
この特集号については、化学ニュース配信サイトChemistry Viewsも紹介しています。
■ Chemistry Views: Women in Chemistry and EurJOC (閲覧無料)