７月のワイリー理工書ベストセラーはこちら！

日本で７月に最もよく売れたWiley（Wiley-Blackwell, Wiley-VCHを含む）の理工書トップ５をご紹介します。タイトルまたは表紙画像をクリックすると、目次や詳しい内容をご覧いただけます。７月は、数学・統計学と電気化学の関連書が上位を占めました。

１位 Principles of Linear Algebra with Mathematica (R)
Kenneth M. Shiskowski, Karl Frinkle
ISBN: 978-0-470-63795-1
July 2011 Hardcover 616 pages
ソフトウェアMathematicaを線形代数学に活用する方法に関する入門書です。線形代数学の基礎と、Mathematicaの利用との間にある知識のギャップを埋めるのに役立ちます。また、難解な問題をMathematicaを使って解くために必要となるコマンドも収録しています。

２位 An Elementary Introduction to Statistical Learning Theory
Sanjeev Kulkarni, Gilbert Harman
ISBN: 978-0-470-64183-5
July 2011 Hardcover 232 pages
急速な展開を遂げる統計的学習理論の最新の入門書です。機械学習・パターン認識・推論といった主題に取り組む学生・院生が統計的学習理論の全体像を把握する上で最適です。

３位 Time Series Analysis and Forecasting by Example
Søren Bisgaard, Murat Kulahci
ISBN: 978-0-470-54064-0
July 2011 Hardcover 392 pages
難解に思われがちな時系列分析の手法を、実例や図版を豊富に用いて分かりやすく解説します。上級の学部生や院生に最適。

４位 Electrochemistry in Nonaqueous Solutions, 2nd, Revised and Enlarged Edition
Kosuke Izutsu
ISBN: 978-3-527-32390-6
September 2009 Hardcover 432 pages
電気化学的手法の基礎から応用までを解説する好評書。この改訂第２版では、室温イオン液体など環境にやさしい溶媒についての記述が増補されています。

５位 Catalysis in Electrochemistry: From Fundamental Aspects to Strategies for Fuel Cell Development
Elizabeth Santos, Wolfgang Schmickler (Editors)
ISBN: 978-0-470-40690-8
July 2011 Hardcover 536 pages
電気化学における触媒について、理論的基礎から応用までを幅広くカバー。エネルギー問題への適用可能性に関しては特に詳しく論じています。