欧州化学工業協会(Cefic)が、シェールガス開発の促進を政策立案者に求める声明を発表

ヨーロッパで活動する化学メーカーが加盟する欧州化学工業協会(European Chemical Industry Council = Cefic)は、北米を中心に新しいエネルギー資源として注目されているシェールガスの開発を欧州でも促進するよう政策立案者らに求める声明書(position paper)を、3月15日付で発表しました。化学ニュースサイトChemistry Viewsが伝えています。
 ⇒ Shale Gas in Europe (Chemistry Views)

この記事によると、欧州でのシェールガスの可採埋蔵量は16兆立方メートルと推定され、米国の埋蔵量47兆立方メートルの約1/3にあたります。Ceficは今回の声明書の中で、シェールガスの開発・生産は欧州の産業競争力維持と成長・雇用の確保に不可欠であり、シェールガスの開発は欧州のエネルギー安全保障に資するとともに、再生可能エネルギーへの転換によって生じるエネルギー供給不足を補うのに役立つとしています。

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