フグの毒成分である天然物テトロドトキシンの世界初の不斉全合成を達成した磯部稔名古屋大学名誉教授(現・国立清華大学教授)、西川俊夫名古屋大学教授によるPersonal AccountがThe Chemical Record誌に発表されました。テトロドトキシンの全合成は複雑な構造のため困難を極め、多くの化学者による挑戦を拒んできましたが、両教授は約20年間にわたる取り組みを経て、2003年に不斉全合成に成功しました。本稿では、翌2004年に工程を大幅に短縮して達成した2回目の不斉全合成を中心に置き、両教授が自ら達成に至る道のりを辿ります。
⇒ Nishikawa, T. and Isobe, M. (2013), Synthesis of Tetrodotoxin, a Classic but Still Fascinating Natural Product. Chem Record. doi: 10.1002/tcr.201200025
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