特定の立体構造に折り畳まれる性質を持つ人工高分子フォルダマーは、コンパクトでありながらタンパク質・核酸など生体高分子の機能を模倣することができることから、近年活発な研究の対象になっています。
このほどEuropean Journal of Organic Chemistry (Eur JOC)から発行されたVolume 2013, Issue 17は、このフォルダマーに関する特集号です。フランスIECBのIvan Huc教授ら、当分野の第一人者を客員編集長に迎えた本号は、多彩な展開を見せるフォルダマー研究の現状を伝える18報の論文を掲載しています。
■ 目次 Special Issue: Foldamers - Table of Contents
□ 客員編集長の巻頭言 Editorial - Foldamers (巻頭言は無料公開。それ以外の収録論文の本文を読むにはアクセス権が必要です)