化学ジャーナル編集者による好評連載「良い論文を書くコツ」(Asian J. of Organic Chemistry FBから再掲)

Tips for WritingAsian Journal of Organic Chemistry (Asian JOC) の編集幹事Richard Threlfallが昨年同誌のFacebookページで連載した記事“Tips for Writing Better Science Papers”(良い論文を書くコツ)が、化学ニュースサイトChemistry Viewsに再掲されて、まとめて読みやすくなりました。

昨年の連載時にも当ブログで随時ご紹介してご好評をいただきましたが、そのとき見逃した方、改めて連載を通して読みたい方は、以下にリンクをまとめましたのでご利用下さい。多くの投稿論文に日々目を通している編集者の視点で書かれ、「悪い例」やその直し方も具体的に挙げられているので、分かりやすく参考になると思います。Facebookへの初出時に内容を紹介した日本語記事にもリンクしました。

Tips for Writing Better Science Papers

  • The Cover Letter (1) ・・・編集者・査読者が思わず引き込まれるカバーレターの書き方。悪い例も * 日本語記事
  • Titles (2) ・・・”Effect of Metal Catalyst on the Outcome of Reactions with Aryl Alcohols”というタイトルは、どこがダメ? * 日本語記事
  • Abstract (3) ・・・よいアブストラクト(抄録)とは * 日本語記事 (下記4と同じ)
  • Introduction (4) ・・・”X structure is ubiquitous in natural products and it is also important in medicinal chemistry.”という書き出しはここがダメ * 日本語記事 (上記3と同じ)
  • Graphics and Tables (5) ・・・図表をシンプルに見せる方法。またおすすめのフォントは? * 日本語記事
  • Results and Discussion (6) ・・・条件をさまざまに変えた実験の結果を、冗長にならないよう記述するには? * 日本語記事
  • Experimental (7) ・・・ポイントは「繰り返しを避けること」と「データ提示のしかたに一貫性を保つこと」 * 日本語記事
  • References (8) ・・・編集者・査読者は、もちろんレファレンス(引用文献)もしっかり見ています
  • What Happens Next? (9) ・・・全体のまとめです。査読者・編集者が論文に求める4つのポイントはInnovation, Hypothesis, Evidence, Writing * 日本語記事

番外シリーズ「うまい英語で論文を書くコツ」

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