フッ素官能基導入というチャレンジングな分野で注目すべき業績を次々と上げている気鋭の研究者、ハーバード大学のトビアス・リッター(Tobias Ritter)教授らによる詳細な総説が、Angewandte Chemie International Editionに掲載されました。自身の成果を含めた、この分野での近年の成果を総括するもので、当分野に関わる化学者なら見逃せません。
⇒ Liang, T., Neumann, C. N. and Ritter, T. (2013), Introduction of Fluorine and Fluorine-Containing Functional Groups. Angew. Chem. Int. Ed.. doi: 10.1002/anie.201206566 (本文を読むにはアクセス権が必要です)
■ リッター教授の業績については、ケムステーションさんのこちらの記事もたいへん参考になります。 → 芳香族フッ素化合物の新規汎用合成法 (Jan 09, 2010)