10月14日、ノーベル経済学賞の発表をもって「ノーベルウィーク」が終わりを迎え、2013年のノーベル賞受賞者がすべて出揃いました。
以前の記事でお知らせした化学賞を含む自然科学3賞に加えて、平和賞(*)・経済学賞の受賞者にも、Wileyから過去に論文または書籍を出版したことのある方々が含まれていました。(* 団体受賞となった平和賞については所属研究者)
各氏・団体の受賞を記念して、受賞者がWileyから出版した論文・著作の中から主要なものを選んで、2013年12月末まで無料でオンライン公開しています。各受賞者の業績をより深く知るためのご参考となれば幸いです。
下の表で部門名をクリックすると、無料公開対象の著作リストにリンクします。
部門 | 受賞者 | 受賞理由 |
生理学・医学賞 | ジェームズ・ロスマン、ランディ・シェクマン、トーマス・スードフの三氏 | 細胞における物質輸送の仕組みの解明 |
物理学賞 | フランソワ・アングレール、ピーター・ヒッグスの両氏 | 「ヒッグス粒子」の存在を理論的に予想 |
化学賞 | マーティン・カープラス、マイケル・レビット、アリー・ウォーシェルの三氏 | 複雑な化学システムのマルチスケールモデル開発 |
平和賞 | 化学兵器禁止機関(OPCW) | 化学兵器廃棄のための幅広い努力 |
経済学賞 | ロバート・シラー、ユージン・ファーマ、ラース・ハンセンの三氏 | 資産価格の実証的分析 |