光学技術を生物学・医学研究に応用する「バイオフォトニクス」は、比較的歴史の浅い学問領域ですが近年急速な発展を見せています。国際光工学会(SPIE)が主催する大会SPIE Photonics Westで、今年バイオフォトニクスについて行われた発表の数は2千に迫ったそうです。
Laser & Photonics Reviews誌は、当分野のパイオニアのひとりであるスウェーデン・ルンド大学のSune Svanberg教授を客員編集長に迎え、2013年9月号をバイオフォトニクス特集号として発行しました。同分野のホットな主題やテクニックに関する総説8報を掲載しています。(うち4報はオープンアクセスまたは無料公開)
- 同号の目次: Table of Contents (September 2013: Volume 7, Issue 5)
- 客員編集長Sune Svanberg教授によるEditorial: Svanberg, S. (2013), Biophotonics–techniques and applications. Laser & Photon. Rev., 7: A43–A44. doi: 10.1002/lpor.201300506(無料公開)