日本で科学的要素が入ったテレビドラマというと、探せばいろいろありそうですが、特に最近人気なのは、『ガリレオ』のように科学的知識を使って難事件を解決するという種類のものでしょうか。
化学ニュースサイトChemistry Viewsは、このほどドイツでは初めてとなる「サイエンス・ソープ」(科学をテーマにした連続ものの日常ドラマ)として“Sturm des Wissens”(知識の嵐)が制作され、明日12月13日からネット公開が始まると伝えています。
⇒ Love in the Laboratory (December 6, 2013, Chemistry Views)
記事によると、このドラマは高校卒業後ホテル業界に入った若い女性が主人公で、ロマンスなどの経験を経て、物理学の道に進むことを決意するというストーリーだそうです。撮影の大半はロストック大学の施設を借りて行われ、多くの役を地元の演劇科の学生が演じるという低予算ドラマです。ドイツのテレビ業界にとってはきわめて異色のテーマで、ネット公開後の視聴者の反応が注目されているそうです。
ネットドラマの公開サイトはこちら
⇒ Sturm des Wissens
本日(12日)の時点では、予告篇だけを見ることができます。本編は明日13日スタートで、1回10分のエピソードが5週連続で順次公開されます。ドイツ語が分からないと全くストーリーについて行けない可能性が大ですが、科学的な要素がドラマにどのように取り入れられているか気になりますね。