Angewandte Chemie編集長Peter Gölitzによる同誌新年号の巻頭言(Editorial) が、オンラインで先行公開されました。それによると、Angewandte Chemieに2013年に投稿されたCommunication(速報)の数は前年より11.5%増えて約10,200報、掲載されたのは2,149報で、採択率は約21%でした。
- この記事を読む ⇒ Gölitz, P. (2013), Angewandte Chemie Always New. Angew. Chem. Int. Ed.. doi: 10.1002/anie.201309909
(無料公開)
そのほか、同誌で2014年に予定されている変更点に触れています。
- 2014年初号から、すべてのCommunicationに抄録が付けられます。
- 2014年2月1日から、論文投稿査読システムが、従来のManuscriptXpressからEditorial Managerに移行します。
余談ですが、1.に関連して文中に「過去50年間で、Communicationの平均的な長さはhalf a column(注: 2段組みページの1段分の、さらに半分 = 1/4ページ)から4ページに増えた」とありますが、確かめてみたら本当でした。1962年に発行されたAngewandte Chemie International Edition創刊号のCommunicationsセクションはこのような感じでした。(閲覧にはアクセス権が必要です) 最近のジャーナル・論文を見慣れた目には、簡潔ですがすがしいくらいに映りますが、論文のあり方も時代によって移り変わることを実感させますね。