ドイツ物理学会年会で材料の表界面現象の専門誌Advanced Materials Interfacesの創刊祝賀会を開催

Advanced Materials Interfaces cover3月に開催されたドイツ物理学会 (the German Physical Society) 2014年会において、Wiley-VCHから今年創刊された材料の表界面現象を扱う専門誌 Advanced Materials Interfaces の創刊祝賀会が行われました。(下写真)

50人以上が出席したこの祝賀会で、同誌エディターのHakim Meskine氏は、表界面現象の研究が急速な勢いで拡大している理由として (1) 材料科学における界面の役割の拡大 (2) 材料の微細化の進展 (3) 表面・界面現象を扱うための実験的・理論的テクニックの進歩 を挙げ、Advanced Materialの姉妹誌グループに新しく加わった同誌が、このホットな分野での学際的なコミュニケーションの場となることをめざしていると語りました。

次いで、高名な界面科学の専門家で同誌の編集委員を務める Gary Hodes (Weizmann Institute), Pavel Jelinek (Institute of Physics of Czech Academy of Science), Karsten Reuter (Technical University Munich) の各氏が、同誌の創刊初号に収載された論文のクオリティの高さに強い印象を受けたと語り、同誌の今後の発展に期待を寄せました。

なおAdvanced Materials Interfaces誌は創刊初号を現在無料公開中、また2015年末までをご試読期間として、お申し込み(オプト・イン)をいただいた大学・企業などの機関を対象に無料オンラインアクセスをご提供しています。詳しくはこちらのブログ記事をご参照下さい。

ami_hakim

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