Wiley-VCHは、各国化学会と共同出版する各ジャーナルで2014年12月に最も多くのアクセスを集めた論文(Most Accessed Article)を発表しました。そのうち、学際性の高い化学研究を対象とするChemPlusChem誌では、大阪府立大学21世紀科学研究機構 ナノ科学・材料研究センターの牧浦 理恵特別講師らによる金属有機構造体 (Metal-Organic Framework, MOF) ナノ薄膜の面内構造制御に関する論文が最多アクセス論文となりました。
牧浦特別講師らの論文 Makiura, R., Usui, R., Sakai, Y., Nomoto, A., Ogawa, A., Sakata, O. and Fujiwara, A. (2014), Towards Rational Modulation of In-Plane Molecular Arrangements in Metal–Organic Framework Nanosheets. ChemPlusChem, 79: 1352–1360. doi: 10.1002/cplu.201402150 (オープンアクセス)
牧浦特別講師らの論文は、学際的研究で注目される若手化学者を取り上げるChemPlusChem誌のシリーズ企画“Early Career Series”でも重要論文に選ばれ、論文掲載号で著者インタビューが公開されました。
この論文を含む各ジャーナルの最多アクセス論文は、化学ニュースサイトChemistry Viewsで紹介されています。
⇒ Most Accessed Articles: December 2014 (January 19, 2015, Chemistry Views)