創刊十年目のChemistry – An Asian Journalが論文・著者・査読者の「トップ10」を発表 / 著者トップ10のうち6人が日本人化学者

当ブログで既報の通り、2006年に創刊された Chemistry – An Asian Journal が今年2015年、創刊十年目の記念イヤーを迎えました。同誌は日本化学会を含むアジア太平洋地域の13化学会の連合体 The Asian Chemical Editorial Society (ACES)とWiley-VCHが共同で出版する、まさにアジアを代表する化学誌です。

創刊十周年の「10」にちなんで、同誌は3つの部門で「トップ10」リストを発表しました。

一つ目は、創刊からの最多引用論文のトップ10です。総説と原著論文とに分けて掲載されています。

残りの二つは、同誌で最も多くの論文を発表した著者と、最も多くの論文を査読した査読者のトップ10です。著者のトップ10には、東京大・中村栄一教授をはじめ日本人化学者が6人も名前を連ねています。また東京大・小林修教授は、著者と査読者の両方のトップ10にランクインしています。

これまでの十年間、Chemistry – An Asian Journal誌を論文著者・査読者・読者として支えていただいた皆さまに、この場を借りて感謝申し上げます。

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