日本で7月に最もよく売れたWiley(Wiley-Blackwell, Wiley-VCHを含む)の理工書トップ5をご紹介します。タイトルまたは表紙画像をクリックすると、目次やサンプル章(Read an Excerpt)など、詳しい内容をご覧いただけます。
1位 Time Series Analysis: Forecasting and Control, 5th Edition
George E. P. Box, Gwilym M. Jenkins, Gregory C. Reinsel, Greta M. Ljung
ISBN: 978-1-118-67502-1
Hardcover / 712 pages / June 2015
ファイナンス・経済学・工学といった分野の実例を多く用い、時系列分析のモデル構築から推定・予測・制御まで必要な手法を学べる好評書を7年ぶりに改訂。多変量時系列分析についての章を刷新しベクトル自己回帰(VAR)モデルに関する記述を充実させるとともに、また単位根検定や時変ボラティリティなどのトピックを扱う章を増補しています。
2位 INCOSE Systems Engineering Handbook: A Guide for System Life Cycle Processes and Activities, 4th Edition
INCOSE
ISBN: 978-1-118-99940-0
Paperback / 304 pages / June 2015
システムエンジニアのための国際的組織INCOSEが編纂するこのハンドブックは、システムエンジニアがSEプロセスを実践する上で押さえておくべき知識をまとめた必須の教科書・参考書です。
3位 Greene’s Protective Groups in Organic Synthesis, 5th Edition
Peter G. M. Wuts
ISBN: 978-1-118-05748-3
Hardcover / 1448 pages / October 2014
有機合成における保護基の導入と脱保護に関するテクニックを網羅し、世界中の化学研究室で愛用される参考書「グリーンの保護基」の待望の改訂版。実行したい合成反応に必要な保護・脱保護を行うための反応条件を、データベース検索よりもはるかに素早く見つけ出せるのに加え、豊富なレファレンスを収録し、必要に応じて原論文を参照できます。最近の研究の展開を反映して各章の記述をアップデートしたほか、2800件以上の新しいレファレンスを追加しています。
4位 Transparent Electronics: From Synthesis to Applications
Edited by Antonio Facchetti, Tobin Marks
ISBN: 978-0-470-99077-3
Hardcover / 470 pages / April 2010
2010年出版の好評書がランキングに再浮上。透明な電子材料・回路・デバイスに関する理論と応用をバランスよく記述しています。当分野の権威的研究者が編集・執筆にあたり、初学者から専門家にまで幅広く役立つ内容となっています。
5位 Handbook of Olfaction and Gustation, 3rd Edition
Richard L. Doty
ISBN: 978-1-118-13922-6
Hardcover / 1264 pages / July 2015
嗅覚・味覚についての基礎・臨床・応用面からの最新知識を1巻にまとめた最大規模の事典。2003年に出版された第2版を約十年ぶりに改訂したもので、最近の当分野の進歩を反映して各章の記述を改め、特に分子遺伝学・生物遺伝学についての章を拡充するほか、食品・飲料・化粧品などさまざまな産業への応用を論じるセクションを追加しています。またchemosensory integration(化学感覚統合)についての章を新たに追加し、霊長類の神経生理学やヒト機能イメージングにおける成果を取り上げています。
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