早いもので、日本化学会春季年会まであと3週間となりました。今年の大会は、同志社大学 京田辺キャンパスで開催されます。3月24日(木)~26日(土)の3日間行われる付設展示会では、今年もワイリー・ジャパンが企画をご用意してお待ちしています。展示会場のデイヴィス記念館まで、ぜひ足をお運び下さい。
企画1: Wileyの化学書を手に取って選べる展示販売!
化学会のWileyブースは、ご存じの通り毎回溢れんばかりに本が並んでいます。今年も、最新刊から定番書まで幅広い化学書を揃えて、学会限定の特別価格でご提供します。タイトルだけ見て買って失敗した、ということがないよう、この機会に実際の本を見て内容をお確かめいただき、じっくりお選び下さい。ご購入いただいた方に、先着順でWileyグッズを進呈します。
特におすすめの新刊書
- Armin Borner, Robert Franke / Hydroformylation: Fundamentals, Processes, and Applications in Organic Synthesis
- Robert A. Stockland, Jr. / Practical Functional Group Synthesis
- Tohru Nishinaga / Organic Redox Systems: Synthesis, Properties, and Applications
ほかにもたくさんの本をご用意しています!
企画2: 恒例のクイズでWiley Tシャツをゲット、今回が最後のチャンスか?
昨年大好評で早々になくなってしまったWileyオリジナル”Chemistry” Tシャツを、今年もご用意しました。ランダムに出題される四択クイズ1問にお答えいただき、正解者(先着100名様)にこのTシャツをプレゼントします。海外に残っていた在庫をありったけ取り寄せましたので、手に入れるチャンスは今回が最後となる可能性大です。昨年入手し損ねた方も、ぜひ再チャレンジして下さい。(サイズがM・Lのみとなっていますので予めご了承下さい)
クイズのネタはほとんどがこのブログ「ワイリー・サイエンスカフェ」の過去記事から採っていますので、普段からお読みいただいている方は有利です。とは言っても四択問題ですので当てずっぽうで正解することもありますから、運試しのつもりでお気軽にご参加下さい。不正解の人にも残念賞として、ちょっとした京都のおみやげをご用意しています。
クイズの参加条件
- 当ブログ「ワイリー・サイエンスカフェ」の更新情報を配信するTwitterアカウント @wileyjapan_pse をフォローいただくか、または
- Wileyの化学出版ニュースをお届けする無料メールマガジン配信をお申し込み下さい。
現地でもお手続きいただけますが、既に登録済みの方は、Twitterフォローを示すスマホ画面などをお見せいただくか、メールマガジンの申し込み時に登録したアドレスをお知らせいただければOKです。
企画3: 海外化学誌のエディターと話そう!
Wiley-VCHの化学エディターDr. Brian Johnsonが、ドイツから化学会のために来日し、ブースで皆さんをお待ちしています。投稿予定の論文についてアドバイスがほしい方も、投稿や査読について一般的な質問をしたい方も、お気軽にお越しいただき声をおかけ下さい。
- 日時: 3月26日(土) 12:30 – 13:30
Dr. Brian Johnsonは独レーゲンスブルク大学でPhDを取得後、2006年からWiley-VCHでAngewandte ChemieのAssociate EditorやChemistry-An Asian JournalのEditor-in-Chiefを歴任してきました。現在は日本化学会とWiley-VCHが共同出版するThe Chemical Record誌のManaging Editorを務めるほか、Israel Journal of Chemistry, Chinese Journal of Chemistry, Journal of the Chinese Chemical Society, Electroanalysis, Molecular Informaticsといった化学誌の編集責任者も務めています。また彼が当ブログに2012年に寄稿した 査読で悩む人は必読! 化学ジャーナル編集長が教える「論文査読・12のポイント」 は、これまでに3万回近く読まれた人気記事になっています。
今年も注目のTCR Lecture
こういった展示会企画に加えて、毎年恒例の高名な化学者による講演会TCR Lectureを、今年も日本化学会と共催します。昨年のScott J. Miller教授の講演も大好評でしたが、今年の米プリンストン大学のDavid MacMillan教授の講演も見逃せません。MacMillan教授は多くの方がご存知の通り、不斉触媒、有機分子触媒、有機合成の新手法の開発、天然物合成、創薬への応用を主な研究テーマとして活躍する世界的な有機化学者で、有機分子触媒の先駆者、またMacMillan触媒の開発者としても知られています。
- 演題: New Photoredox Reactions
- 日時: 2016年3月25日(金) 11:00 - 11:50
- 場所: 同志社大学 京田辺キャンパス S1会場(恵道館 1階 104教室)
- 参加無料、事前申し込みは不要です。直接会場にお越し下さい