ChemSusChem誌から「ペロブスカイト太陽電池の安定性」特集号

ChemSusChemサステイナブル・ケミストリーの専門誌ChemSusChem誌の最新号(September 22, 2016 / Volume 9, Issue 18)は、“Stability of Perovskite Solar Cells & Devices”(ペロブスカイト太陽電池とデバイスの安定性)を主題とする特集号として発行されました。

桐蔭横浜大学の宮坂 力教授のグループが2009年に初めて報告したペロブスカイト太陽電池は、近年研究の進展とともに性能が著しく向上し注目を集めていますが、実用化に向けては安定性の改善が大きな課題のひとつとなっています。スイス連邦工科大学ローザンヌ校(EPFL)のMohammad Khaja Nazeeruddin教授を客員編集長に迎えた今回の特集号は、同じEPFLのMichael Grätzel教授や韓国・成均館大学校のNam-Gyu Park教授ら世界的な研究者による原著論文および総説を収載し、この主題に関する現在の研究の最先端を伝える内容となっています。日本からも当分野のパイオニアである宮坂教授とともに九州工業大学の早瀬 修二教授、兵庫県立大学の伊藤 省吾准教授らが寄稿しています。

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