有機化学レファレンスワーク(オンライン事典)を使いこなす - 海外の著名化学者が語る活用法をまとめたホワイトペーパーを公開

Chemistry MRW有機化学分野の研究者や学生の皆さんは、研究のかたわら多くのジャーナル論文を読み、また時には教科書など日本語・英語の本にも目を通すことでしょう。しかし、図書館の書架で見かける “Encyclopedia of ~”などと題された分厚い事典や、そのオンライン版には、あまりなじみがないという方が意外に多いのではないでしょうか。

Wileyは、こういった主題別の事典類を「レファレンスワーク」と呼んでいます。有機化学分野でのWileyの代表的なレファレンスワークとしては、以下のようなものがあります。

レファレンスワークの多くは、現在電子化されてオンライン事典として広く利用されています。皆さんの大学や所属機関でも、有機化学の主要なオンライン事典をいくつか図書館で契約しているところが多いと思います。そのようなレファレンスワークの利用価値はどういうところにあるでしょうか?

  • レファレンスワークの記事は、ある主題についての概要を知り、重要な先行研究を効率よく特定するのを助けてくれます。新しい研究課題に取り組む前や、レポートや論文を執筆するときに、関連する多数の論文や単行本を探す前に、レファレンスワークの記事に目を通して概要を把握しておくことは非常に有効で、研究の効率化に役立つでしょう。
  • またレファレンスワークのそれぞれの記事は、その主題を熟知した専門家によって執筆され、さらに編集委員会によるチェックを経てから出版されるため、きわめて信頼性の高い内容となっています。

Wileyはこの度、有機化学レファレンスワークの活用法を多くの方に知っていただく目的で、12ページのホワイトペーパーを公開しました。(右表紙) 英カーディフ大学のThoma Wirth教授ら海外の著名な化学者が、日々の研究の中でレファレンスワークをどのように役立てているかを語った生の声をまとめています。

このホワイトペーパーは、下のリンク先ページでお名前・メールアドレスなどの情報を登録し、Wileyから注目論文・新刊書などのメール配信を受け取ることに同意いただくだけで、無料でダウンロードできます。日々の忙しい研究活動の中で、文献調査の効率化を図りたい方に特におすすめします。

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