Wiley-VCHは2月19日、各国化学会と共同出版する各ジャーナルで2017年1月に最も多くのアクセスを集めた論文(Most Accessed Article)を発表しました。そのうちChemistry – An Asian Journalでは、名古屋大学大学院理学研究科の伊丹 健一郎教授らによる非対称シアニン色素の蛍光特性と構造の相関についての論文が最多アクセス論文となりました。
- 論文 K. Uno, T. Sasaki, N. Sugimoto, H. Ito, T. Nishihara, S. Hagihara, T. Higashiyama, N. Sasaki, Y. Sato, K. Itami, Key Structural Elements of Unsymmetrical Cyanine Dyes for Highly Sensitive Fluorescence Turn-On DNA Probes. Chem. Asian J. 2017, 12, 233. (本文を読むにはアクセス権が必要です)
この論文の内容については、伊丹研究室のサイトで日本語での解説を読むことができます。
なお、この論文をはじめ、Wiley-VCH各ジャーナルの2017年1月の最多アクセス論文は、化学ニュースサイトChemistry Viewsで紹介されています。
- Most Accessed Articles: January 2017 (February 19, 2017, Chemistry Views)