日本で5月に最もよく売れたWiley(Wiley-Blackwell, Wiley-VCHを含む)の理工書トップ5をご紹介します。タイトルまたは表紙画像をクリックすると、目次やサンプル章(Read an Excerpt)など、詳しい内容をご覧いただけます。
1位 Time Series Analysis: Nonstationary and Noninvertible Distribution Theory, 2nd Edition
Katsuto Tanaka
ISBN: 978-1-119-13209-7
Hardcover / 904 pages / May 2017
学習院大学・田中 勝人教授による時系列分析の好評教科書を、1996年の初版から約20年ぶりに改訂。非定常パネルデータ分析、確定的トレンドと確率的トレンドの違いに関するセクションをそれぞれ追加するなど、初版の出版以降の新しい展開を取り入れています。
2位 OLED Display Fundamentals and Applications, 2nd Edition
Takatoshi Tsujimura
ISBN: 978-1-119-18731-8
Hardcover / 312 pages / May 2017
コニカミノルタ社でOLED事業部長を務める辻村 隆俊氏がOLEDディスプレイ技術の基礎から応用までを解説する好評書の、約5年ぶりの改訂版。OLEDディスプレイの設計・製造に関する最新の展開を反映しています。
3位 Statistical Intervals: A Guide for Practitioners and Researchers, 2nd Edition
William Q. Meeker, Gerald J. Hahn, Luis A. Escobar
ISBN: 978-0-471-68717-7
Hardcover / 648 pages / May 2017
1991年に刊行された初版は、信頼区間・予測区間・許容区間など統計学上重要な区間を取り上げて解説し、好評を博しました。約25年を経て改訂されたこの第2版は、その間にコンピュータの発達によって実現した手法やツールを取り入れ、ページ数を2倍以上に増補しています。
4位 Modern Organic Synthesis: An Introduction, 2nd Edition
George S. Zweifel, Michael H. Nantz, Peter Somfai
ISBN: 978-1-119-08653-6
Paperback / 416 pages / May 2017
有機化学の初学者が大学院や企業で有機合成の上級レベルの知識を習得するのを助ける教科書。逆合成、配座解析、官能基変換といった主要概念に加えて、有機金属化学や炭素-炭素結合形成反応における最新の展開を取り上げて分かりやすく解説します。
5位 Mammal Societies
Tim Clutton-Brock
ISBN: 978-1-119-09532-3
Hardcover / 760 pages / May 2017
動物学・動物行動学の著名な研究者であるTim Clutton-Brock氏によるこの新著は、さまざまな哺乳類の社会構造と個体の戦略を異種間の比較を交えて論じ、読者を総合的な理解へと導くとともに人間社会への洞察ももたらします。生態学・動物行動学・人類学などの専門家から学生まで広くおすすめします。
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