日本で9月に最もよく売れたWiley(Wiley-Blackwell, Wiley-VCHを含む)の理工書トップ5をご紹介します。タイトルまたは表紙画像をクリックすると、目次やサンプル章(Read an Excerpt)など、詳しい内容をご覧いただけます。
1位 Understanding Physics, 2nd Edition
Michael Mansfield, Colm O’Sullivan
ISBN: 978-0-470-74637-0
Paperback / 694 pages / November 2010
学部生レベルの初学者を対象にした、物理学の総合的な教科書。物理現象を記述するために求められる数学的手法が、各章で扱う問題を解く中で自然に身に付くよう書かれています。相対論・量子論に関わる主題も早い段階から取り上げ、学生の直観を養います。
2位 Handbook of Solid State Chemistry, 6 Volume Set
Edited by Richard Dronskowski, Shinichi Kikkawa, Andreas Stein
ISBN: 978-3-527-32587-0
Hardcover / 3756 pages / July 2017
固体・ナノ粒子・ハイブリッド材料の化学的側面について、当分野の世界的な専門家約150人が各章を執筆した全6巻の大著です。材料の構造・合成法・キャラクタリゼーションなど、基礎から応用までを広くカバーします。
3位 Solid State Physics, 2nd Edition
J. R. Hook, H. E. Hall
ISBN: 978-0-471-92805-8
Paperback / 496 pages / July 1991
固体物理学の入門書として定評のある古典的教科書。半導体・量子ホール効果・準結晶・高温超伝導・固体表面など幅広い主題を初学者にも分かりやすく解説しています。
4位 From Prognostics and Health Systems Management to Predictive Maintenance 2: Knowledge, Reliability and Decision
Brigitte Chebel-Morello, Jean-Marc Nicod, Christophe Varnier
ISBN: 978-1-84821-938-0
Hardcover / 170 pages / July 2017
工学分野で重要性を増す「故障予測・健全性管理 (PHM)」に関する諸問題を論じる2巻本の第2巻。この巻では、データのトレーサビリティ、情報と知識、適切な意思決定といった主題を取り上げます。
5位 Advanced Analysis of Variance
Chihiro Hirotsu
ISBN: 978-1-119-30333-6
Hardcover / 416 pages / August 2017
世界的な統計学者として知られる広津 千尋教授(明星大学)が、実験データの解析に広く用いられる分散分析(ANOVA)を超える先進的な統計的手法としてadvanced analysis of variance (AANOVA) を提唱し、その手法を解説します。
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