日本で12月に最もよく売れたWiley(Wiley-Blackwell, Wiley-VCHを含む)の理工書トップ5をご紹介します。タイトルまたは表紙画像をクリックすると、目次やサンプル章(Read an Excerpt)など、詳しい内容をご覧いただけます。
1位 Advances in DEA Theory and Applications: With Extensions to Forecasting Models
Kaoru Tone (Editor)
ISBN: 978-1-118-94562-9
Hardcover / 576 pages / May 2017
データ包絡分析法 (Data Envelopment Analysis, DEA) は、企業の異なる店舗の効率性を評価する場合などに用いられる分析手法です。当分野の高名な専門家である政策研究大学院大学・刀根 薫名誉教授による本書は、DEAの理論と、教育・ヘルスケア・市場調査・住宅供給などさまざまな領域への応用を幅広く論じ、予測モデルに基づく意思決定をめざす読者の助けになります。
2位 Measuring Agreement: Models, Methods, and Applications
Pankaj K. Choudhary, Haikady N. Nagaraja
ISBN: 978-1-118-07858-7
Hardcover / 360 pages / November 2017
複数の測定法の間の一致度を統計的に評価する手法を、特に連続型データに重点を置いて解説します。統計学・生物統計学に携わる読者に幅広く役立ちます。
3位 Engineering Biostatistics: An Introduction using MATLAB and WinBUGS
Brani Vidakovic
ISBN: 978-1-119-16896-6
Hardcove / 9846 pages / October 2017
技術者が、普段からなじみ深い解析ソフトであるMATLABとWinBUGSを用いて生物統計学を学べるよう編集された入門書です。統計的推論に対するベイズ派と頻度論派の両方のアプローチをカバーし、また各章の冒頭に要点をまとめた囲み記事を載せるなど、読者に配慮した構成となっています。
4位 Handbook of Bird Biology, 3rd Editionn
Irby J. Lovette (Editor), John W. Fitzpatrick (Editor)
ISBN: 978-1-118-29105-4
Hardcover / 736 pages / July 2016
趣味のバードウォッチャーから鳥類学の学生・専門家までに幅広く役立つと好評のハンドブックの第3版。記述を大幅に改訂するとともに、800点以上のフルカラー図版を収録しています。
5位 Greene’s Protective Groups in Organic Synthesis, 5th Edition
Peter G. M. Wuts
ISBN: 978-1-118-05748-3
Hardcover / 1448 pages / October 2014
有機合成における保護基の導入と脱保護に関するテクニックを網羅し、世界中の化学研究室で愛用される参考書「グリーンの保護基」の待望の改訂版。実行したい合成反応に必要な保護・脱保護を行うための反応条件を、データベース検索よりもはるかに素早く見つけ出せるのに加え、豊富なレファレンスを収録し、必要に応じて原論文を参照できます。最近の研究の展開を反映して各章の記述をアップデートしたほか、2800件以上の新しいレファレンスを追加しています。
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