いよいよ来週に迫った日本化学会第98春季年会では、恒例の学術講演会 The Chemical Record Lecture (TCR Lecture) が開催されます。このTCR Lectureでは、毎年世界的に著名な化学者を講師に迎えてきましたが、もちろん今年も例外ではありません。今回の講師は、色素増感型太陽電池(グレッツェル・セル)の開発者として知られ、太陽電池研究を長年にわたってリードしてきたスイス連邦工科大学ローザンヌ校のミハエル・グレッツェル (Michael Graetzel)教授です。世界で最も多く引用される化学者のひとりでもあるグレッツェル教授の講演を生で聞けるこの機会をお見逃しなく!
日時 | 2018年3月22日(木)10:30 - 11:30 |
会場 | S3会場(14号館2階 1421教室) |
講師 | Prof. Michael Graetzel (Ecole polytechnique fédérale de Lausanne) |
演題 | Molecular Photovoltaics and Perovskite Solar Cells |
参加方法 | 当日、会場にて受付/入場無料(年会登録者に限る) |
TCR Lectureは、2002年から続く伝統ある学術講演会です。日本化学会がWiley-VCHと提携して発行する英文誌The Chemical Recordの提供により、毎年の春季年会に合わせて世界的に高名な化学者を講師に迎えて開催されています。最近のTCR Lectureで講師を務めたのは、Helma Wennemers, David W. C. MacMillan, Scott J. Miller, Scott A. Snyder各教授らです。