１２月のワイリー理工書ベストセラーはこちら！

日本で１２月に最もよく売れたWiley（Wiley-Blackwell, Wiley-VCHを含む）の理工書トップ５をご紹介します。今回は２～５位を統計学書が占めました。タイトルまたは表紙画像をクリックすると、目次やサンプル章など、詳しい内容をご覧いただけます。

１位 Automotive Handbook, 8th Edition
Robert Bosch GmbH
ISBN: 978-1-1199-7556-4
Hardcover / 1266 pages / May 2011
邦訳書「ボッシュ自動車ハンドブック」最新第３版の原著が、この英語版第８版です。１１ヶ国語で翻訳出版されている、自動車工学の定番参考書です。
　

２位 An Introduction to Bootstrap Methods with Applications to R
Michael R. Chernick, Robert A. LaBudde
ISBN: 978-0-470-46704-6
Hardcover / 240 pages / October 2011
前月と同じ２位にランクインした本書は、仮説検定・推定に広く用いられる統計手法であるブートストラップ法の使い方を、その利点と限界とともに学生にも理解できるよう説明する入門書です。

３位 Empirical Model Building: Data, Models, and Reality, 2nd Edition
James R. Thompson
ISBN: 978-0-470-46703-9
Hardcover / 464 pages / October 2011
経験的データモデリングの基本的なテクニックを解説する好評書の改訂第２版。古典的および最新のアプローチを詳解するとともに、実際のデータへの用い方を分かりやすく示します。大学院生レベルに最適です。

４位 The EM Algorithm and Extensions, 2nd Edition
Geoffrey J. McLachlan, Thriyambakam Krishnan
ISBN: 978-0-471-20170-0
Hardcover / 400 pages / February 2008
確率モデルのパラメータを推定するための手法であるEMアルゴリズムについて、その理論から応用までを包括的に解説します。２００８年に刊行されて以来、この主題に関する決定版テキストとしての地位を現在も保っています。

５位 The Analysis of Covariance and Alternatives: Statistical Methods for Experiments, Quasi-Experiments, and Single-Case Studies, 2nd Edition
Bradley Huitema
ISBN: 978-0-471-74896-0
Hardcover / 688 pages / October 2011
共分散分析についての最新の研究成果を取り入れ、その理論的な前提、分析結果の解釈、異なるアプローチの比較など、さまざまな角度から総合的に説明します。