広く報道されている通り、カリフォルニア大学アーバイン校のフランク・シャーウッド・ローランド(Frank Sherwood Rowland)教授が去る3月10日亡くなりました。ローランド教授は、スプレーなどに用いられていたフロンガスがオゾン層破壊を招くことを明らかにするなど大気化学に大きく貢献し、1995年にノーベル化学賞を受賞しました。謹んでご冥福をお祈りいたします。
Wileyは、教授の訃報を悼むとともに生前のご功績をしのび、Angewandte Chemie International Editionに掲載されたノーベル化学賞受賞講演を5月31日まで無料公開します。下のリンク先からご覧下さい。
⇒ Rowland, F. S. (1996), Stratospheric Ozone Depletion by Chlorofluorocarbons (Nobel Lecture). Angew. Chem. Int. Ed. Engl., 35: 1786–1798. doi: 10.1002/anie.199617861