ロシュ社で研究グループのリーダーを務めるTorsten Hoffmann・Rainer Metternich両博士が、“The Future of Medicinal Chemistry”と題して、Angewandte Chemie International EditionにEditorialを寄稿しています。
著者らは、創薬化学は成熟科学(mature science)と言われるが、実際はそうではなく、創薬化学者は今後これまで以上に大きな役割を果たすべきと主張します。その上で、これからの創薬化学者に開かれた分野の例として、表現型スクリーニング、再生医療、エピジェネティック標的、ペプチド医薬品、薬剤ターゲットとしてのRNAを挙げています。
詳しい内容は本文をご覧下さい。このEditorialはEarly Viewとしてオンラインで先行公開され、どなたでもお読みいただけるよう無料公開されています。
⇒ Hoffmann, T. and Metternich, R. (2012), The Future of Medicinal Chemistry. Angew. Chem. Int. Ed.. doi: 10.1002/anie.201201677