有力な大学評価機関のひとつで、世界の大学ランキングを毎年発表しているQS(Quacquarelli Symonds)は5月29日、1962年以降に創立された歴史の浅い大学を対象とする世界ランキングQS Top 50 under 50を初めて発表しました。
創立年を限定しない総合ランキングではケンブリッジ、ハーバードなど英米の大学が上位をほぼ独占しているのとは対照的に、今回の「若い」大学ランキングではThe Chinese University of Hong Kong(香港中文大学)とThe Hong Kong University of Science and Technology(香港科技大学)がそれぞれ1位、2位を占めたほか、シンガポールのNanyang Technological Universityが4位、韓国のKAISTが5位に入るなど、アジア各国の大学が上位に多数ランクインしました。QSではこの結果を、これらの国々の活発な高等教育投資を反映したものと分析しています。日本の大学での最高位は、13位の筑波大学でした。
★ ランキング ⇒ QS Top 50 under 50
☆ 評価基準などの説明 ⇒ QS Top 50 under 50
★ 解説記事 ⇒ The rise of Asia’s young universities
また、同日発表された2012年QS Asian University Rankingsはこちらです。
⇒ QS Asian University Rankings