今週、米マイクロソフト社がWindows8搭載のタブレット「Surface」を発表し話題となりました。その画面に採用されたコーニング社の化学強化ガラス「Gorilla Glass 2」を、材料科学ニュースサイトMaterials Viewsが取り上げています。
⇒ Corning’s Gorilla Glass used in new Microsoft tablet
Gorilla Glass 2は、ガラスを約400度の溶融塩に漬け込んで、ガラス中のナトリウムイオンの代わりにより半径の大きいカリウムイオンを取り込むことによって強度を高めているそうです。上のページで紹介されている強度テストのデモ動画では、「0.7mmの薄さのGorilla Glass 2に、1.8mの高さから535gの鉄球を落とす」など、なかなかスリリングなテストを見ることができます。